日々の生活の中で、活字で物事を人に伝えることって多いですよね。メールやLINEなど、、、
伝えたい人に誤解されることなく、意図したことを伝えられていますか?
私が社会人になりたてのころ
気心しれた家族や友達であればよいですが、仕事上の付き合いの人に、言葉(活字)で物事を伝えるのって難しいですよね。
私が社会人になりたてのころ、メールは丁寧にわかりやすく書くように!って常々上司に言われてました。
”です”・”ます”・”ございます”を使えばいいんやろ!ってくらいの認識でしたが、その当時、ある資格試験に向かい合うことになります。
論文試験なのですが、いざ試験となると文章を書けないのです。うまく書けないというか、わかりやすい文章を書くことができないのです。
もちろん結果は不合格。コテンパンに打ちのめされました。。。
わかりやすい文章の書き方(作文技術)とは
みなさんは、小中高で文章の書き方(わかりやすい文章の書き方:作文技術)を教えてもらった記憶はありますか。
少なくとも私は、”主語+目的語+述語”くらいの語順を学んだ程度で、あとは ”よく書けました” など感想的な教育が多かったように感じています。
”最初に主語を書く” という教育を受けた私は、”私は、○○〇を○○○した。”のような文章の書き方しか習得できていなかったのです。
この資格試験に向き合うことになり悶々と日々を過ごしていたところ、【実践・日本語の作文技術】という本に出合いました。
”わかりやすい文章の書き方” について解説されています。日本語の語順の基本原則として2つ、わかりやすいための語順として2つのが挙げられています。
- 述語が最後
- 形容詞が先に
- 長い修飾語ほど先に
- 句を先に
”最初に主語を書く” ということについては拘る必要がなく、長い修飾語・句を先に書いて、短い言葉である主語は後に書いたほうが「わかりやすい文章」になることが論理的に書かれています。目から鱗状態でした。また普段気にしていない、句読点の重要性についても解説されています。
この本に出会い、新しい気づきが得られました。
完璧な文章など書ける私ではありませんが、日々わかりやすい文章を届けられるよう心がけています。
最後に
最後にフランシスベーコンの言葉を紹介します。
人は読書によって知識が豊富になり、会話を交わすことによって能弁になり、書くことによって正確になる。
先ほどご紹介した本で、私はこの言葉を知りました。
書くことによって正確になる。さらに書くことによって能弁になるのではないかと思います。
その他にも、作文技術に関する本を買って読みました。興味がある方は、こちらもご参考ください。
以上、構造太郎でした。
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