輸送・建て方において望ましい鉄骨の部材長さ

鉄骨造

構造太郎です。

構造的には、継手無しが理想です。そりゃそうですよね。継ぎ接ぎしたものより、一体もののほうが、応力伝達はスムーズだとイメージで分かると思います。

しかし現実的には、輸送上・建て方上の制約を受けるため、柱・梁に継手を設けなければなりません。

理想の継手長さとは

一般的には、以下として継手を設けます。

部材の長さ12m以内(建て方も考慮すると、柱の継手は3層以下ごと)

ブラケットの長さ1.5m以内

この場合は、運搬上の許可申請が不要となるようです。(たぶん、、)

運搬するトラックも、11トン積トラックや20トン積トラックなど、いろいろのようです。

最近では、ノンブラケット工法も多く使用されていますので、ノンブラケットについては、別の機会にご紹介しますね。

以上、構造太郎でした。

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