構造太郎です。
構造設計者の中には、震度階級をあまり意識していない人も多いと思います。
あなたは説明できますか。あたらめて見直してみましょう。
震度の決め方
震度がどのように決められているかというと、昔は体感や被害状況などから推定していましたが、平成8年から全国各地に設置された計測震度計で観測した数値(計測震度)をもとに震度が決められています。
昔は、主観的な要因が含まれた評価でしたが、現在では客観的な数値による評価となっています。
では震度は、いくつからいくつまであるのでしょうか。ズバリ10段階です。
震度階級 | 人の体感 |
0 | 人が揺れを感じることはないが、地震として記録されるもの |
1 | 揺れをわずかに感じる人がいる |
2 | 大半の人が、揺れを感じる |
3 | ほとんどの人が揺れを感じる |
4 | ほとんどの人が揺れを感じる |
5弱 | 大半の人が恐怖を感じる |
5強 | 物につかならないと歩くことができない |
6弱 | 立っていることが困難 |
6強 | 立っていること、動くこともできない |
7 | 立っていること、動くこともできない |
震度階級・計測震度について詳しく知りたい人は、気象庁ホームページをご覧いただくといいと思います。
とても分かりやすくまとめられています。頭が下がりますね。

以上、構造太郎でした。
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